【知らないと後悔】二世帯住宅を建てるなら意識したいこと

住友林業

はじめに

こんにちは!住友林業で二世帯住宅を建築中のもずくです!

住宅を建てたいけど、土地を購入するのに資金が足りない、実家の老朽化により思い切って二世帯など、二世帯住宅を建築を検討されている方もいらっしゃると思います。

わが家は、実家の土地を旦那が相続する気満々(←まだ相続するなんて決まってません)、実家の老朽化が重なり結婚してすぐに二世帯住宅を建築することになりました。

わが家は夫両親と私たち夫婦で完全分離二世帯を建築中なのですが、事前に下調べを怠ったため後悔がたくさんあります。。。

今回は我が家の後悔ポイントを踏まえて二世帯住宅を建築するときに知っておいて欲しいこと、考えておいた方がいいポイントなど子世帯夫側両親とする私目線で紹介します!

二世帯住宅の種類

完全分離型

居住スペース、水回り、玄関全て別の住宅を指します。

また、光熱費も分けることが可能です。ただ、住宅の構造上家のどこかに内通扉の設置は必須となります。

メリット

・共有スペースがない分プライベート空間の確保ができる。

・生活サイクルなどお互いに合わせなくて済む。

・どちらかのフロアを使わなくなった時賃貸住宅にすることもできる。

デメリット

・建築コストが高い

・世代交流をしたい方には、常に様子を見れるわけではないので物足りないかも。

このように全ての設備が2つづつになるので、建築コストがかさみますが、プライベート空間の確保が保てる等メリットが多くあります。

完全分離二世帯には、1階と2階で分ける方法、2階建ての住居を2つ並びなど種類があります。

わが家は一緒に住む親と相談して、足腰が悪くなった場合を見据えて1階に義理両親、2階に子世帯の住宅にしました。

◎こんな人におすすめ

・親世帯と距離を確保した生活をしたい方。

・夫側の両親と二世帯にする場合。

私の後悔ポイント(ホンネ)

完全分離だしマンション感覚ですめば大丈夫でしょ〜!なんて軽い気持ちでいた私ですが、実際に家が建ってみると意外と距離が近いです。冷静に考えれば二階建ての住宅だし、考えが浅はかでした。

壁も緩衝材などを入れていますが、音は確実に漏れそうで、外出時や帰宅時も聞こえると思います。

住友林業の二世帯住宅はikikiという名前で販売しています。上下階の遮音効果は高いのには納得なのですが、玄関周りを隔てている壁は遮音効果はないので、私のように少しでも気になってしまう方は、二世帯住宅はおすすめしません!絶対に自分たちだけで建てた方がよいです。

一部共有型

住宅の一部(玄関、水回り、スペース)を共有する二世帯住宅を指します。

メリット

・各世帯それぞれの空間を確保しつつも共有スペースを作ることで、程よいコミュニケーションをとることができる。

・完全分離に比べると建築コストが下がる。

デメリット

・どこの部分を共有するかによって、気遣いが負担になる可能性がある。

例:お風呂共有の場合それぞれ入りたい時間に入れない、玄関共有の場合どこ行くの?など干渉されやすいなど

◎こんな人におすすめ

・お互いに程よい距離感を感じたいと思っている方々。

・共有スペースがあっても干渉し過ぎない自信がある方。

完全同居型

寝室以外の部屋を全て共有する二世帯住宅を指します。

メリット

・常にお互いの家族の様子が見られるので、体調の変化などの異変にも気づきやすい。

・設備が1つになるので建築コストはさらに低くなる。

デメリット

・各世帯のプライバシーの確保は難しいので、共同生活のような状態になる。

・各世帯ごとの生活サイクルの違いからトラブルが想定される。

◎こんな人におすすめ

・なんでもポジティブに捉えられて、ウェルカム!な感じの方。

・両世帯誰もが、言いたいことを素直に言える関係であること。

・建築費用をとにかく抑えたい人。

建築をする前に考えて欲しいポイント

二世帯住宅のメリット

先に各二世帯住宅の種類の部分でそれぞれのメリットについて書いてしまいましたが、二世帯住宅全体としてのメリットを考えることも重要です。

私が考えた中では以下の2点です。

・土地相続の際、節税になる

・各世帯で何かあった時の対応がすぐにできる。(緊急事等)。

え、少ないもっとあるでしょ?と思う方もいらっしゃると思います。

ですが、私自信二世帯にしたことを後悔しているので、絞り出したのがこの2つです!

なのでもっと両親に何かしてもらいたい!何かしてあげたい!という意見もあるとは思いますが、私はドライであればドライであるほどいいと思っています!

二世帯住宅のデメリット

二世帯がいいという意見もあれば当然良くないという意見もあります。

わが家の場合のデメリットはこちらです。

・親世帯が子世帯の様子が気になって過干渉。近くにいるとか変わりたくて仕方がない、お節介のパラダイスでこちらの気持ちより自分がしてあげたい事優先。

・完全分離に世帯だけど、土地の入り口は1通しかないので、顔を合わせる頻度が高い。

・扉でしか仕切られていない部分があるので、出かける時や帰った時に音でわかってしまう。

上げればキリがないですが、二世帯住宅を選択した時にもっと覚悟を持っておくべきでした。。。

どのタイプの二世帯住宅を建築するか

みんなが納得して二世帯住宅を建築するなら、二世帯にする側の両親とその子供は立場の弱い人の意見をしっかり聞いてあげることです!

親とその子ども(夫も妻も)が一緒になって話を進めると、パートナー側からしたらかなり孤独です。

親と二世帯をしてもらう側(息子・娘)はパートナーと家づくりしている気持ちを忘れず、意見が割れたら必ずパートナーに寄り添いましょう。

簡単なようでできないみたいです。(私の夫)

建築会社を決定する

展示場、資料請求、住宅情報誌などを利用して気になるメーカーの特徴を調べます。

二世帯の場合は夫婦だけでなく親の希望もあるので、なかなか決まりませんでしたが、最終的には私たち夫婦が住友林業を気に入り親を説得しました。

住友林業を考えている方は先に資料請求や展示場に行かず紹介制度を利用することをおすすめします!

契約しなくても気になっているくらいの気持ちでも先に個人情報を伝えてしまうと紹介割引がつかないので、気軽に連絡ください!

間取りについて

二世帯住宅は注文住宅ですが、思ったより自由には決められなかったです。

1階に子世帯の玄関と親世帯の玄関を分けて作る関係で大体の位置が決まってしまい、2階のこうしたい!があって設計さんに相談すると、階段をずらしてしまうと親世帯の間取りも変えなくてはいけないとなってしまうことが多々ありました。

ハウスメーカーさんと契約すると、当たり前ですが、最初に提案していただいたパターンをもとにこうしたいと意見を言います。ですが、その1パターンしか見ていないとそのパターンでの間取りでしかイメージが出来なくなっていて少しもったいなかったです。なので、間取りに関しては資料を取り寄せたり、ハウスメーカー決定前に間取り作成を依頼してみるのがおすすめです!

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ローンの分配

住宅を建築する上で欠かせない問題の一つにローンがあります。

二世帯で建築をすることになると、どのようにローンを組むか迷うことがありました。

わが家は、合計金額の持分は各世帯で折半しました。

ただ、ローン自体は夫が親世帯分の金額を肩代わりするような形で契約をしました。

その代わり、親世帯は現金で支払いをし残債はどうにか子世帯に返していくという仕組みにしました。

最初にペアローンの提案を営業さんにしてもらいましたが、現金で多く支払っている分、親世帯分の支払いが子世帯より早く終わる計算でしたが、親世帯が払い終わった後にローンの返済額を子世帯側だけで支払いをするにはなかなかきつい金額でした。

10年後というと子供も小学生になり習い事やら塾など始める時期にローンで家計圧迫は貯金していたとしてもかなり厳しい、、、のでわが家はこのような形を取りました。

両親とはいえ、お金のことはきちんと決めた方が良いです◎

生活が始まる前にルールを作る

各世帯間でルールを作るのは必須です!

干渉しない、勝手に入らない、介護問題など、、、あげたらキリがありませんが、出来るだけ同居前、もっとできれば二世帯住宅にする決定の前にお互い共通認識を持てるのが理想です。

ですがルールを作ったからといって必ずしもうまく行くわけではないです。

生活をしていくうちに少しなら良いかから始まるルールの崩壊は訪れます。

そうなった時に重要なのは、夫婦間の連携です。

板挟みにあうのは辛いと思いますが、親世帯と子世帯で何かトラブルがあったときは、立場が弱いパートナーの味方をしましょう。

(一番わかって欲しいのは夫ですが、、、笑)

最後に

いかがでしたか?

かなり正直に記事を書いてみました🙌

二世帯住宅を建築するメリットやデメリットはありますが、私が大切にして欲しいことは、親と同居する側がパートナーにどれだけ気を配れるか、味方でいてくれるかということです。

私も義理両親と完全分離の二世帯で同居する側になり、夫が親の肩を持ったり、親の前では頭上がりません状態の姿を見ると後悔するポイントになっています。。。

二世帯住宅をしても親と子が自立した関係になっているのが理想です!

もちろんご家庭によりますが、私は干渉されたくないタイプの人間なので、どうしても気になってしまうポイントが出てきてしまって、、、、

生活が始まったら腹を括るなんてありますが、日常生活が我慢の毎日だったら、せっかく新築を建てても嬉しくないですよね。。。。そうならないためにも、検討中の皆さんは後悔内容に納得して話を進めてください!

住友林業にご興味がある方は紹介制度の記事がありますのでご覧ください。

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